2020/08/25   GoWithGuide お知らせ

社長インタビュー:観光ツアーマーケットプレイスを率いるCEOが語る、会社への想い



弊社代表取締役社長の橋本にトラベリエンスについての想いをインタビュー致しました!

Q. トラベリエンスのビジョンとミッションについて教えてください。

橋本:トラベリエンスのビジョンは、「たくさんの人達に旅をしてもらうことで幸せになってもらいたい」です。私自身、学生の頃から旅をし続けてきました。 今でも旅した思い出は事細かに覚えています。例えば大学の卒業旅行、妹が結婚する前に家族みんなで行った家族旅行、起業する前の9ヶ月間の世界一周旅行とか。旅行で楽しかった日をたくさん積み上げればそれだけ人生が幸せになると思っています。私たちは、「たくさんの人たちに旅をしてもらうことで幸せになってもらいたい」と思い、たくさんの人がたくさん旅する世の中にしたいです。そのビジョンを実現するために、私たちは「旅の新しいスタイルを創る」ことをミッションとしました。 「旅の新しいスタイル」=「新しい旅の面白さ」を創ることで、より多くの人がたくさん旅に出たいと思う、そんなことを実現したいという思いで、私たちならではのオリジナルのサービスを開発しています。

Q. 起業の経緯について教えてください。

橋本:私は学生の頃からバックパックを背負った一人旅が好きでした。新卒の就職活動の時にはやりたいことがまだ明確ではなかったので、能力を高めるためにコンサルティング業界を志望してアクセンチュアに入社しました。4年半働き27歳になった時、一番好きなことを一生の仕事にしたいと思い、旅行業界で一生働くことを決意して、リクルートの旅行カンパニーに転職をしました。リクルートではじゃらんやAB-ROADで4年間営業として働きました。好きな業界で働けていてとても楽しかったのですが、2011年3月の東日本大震災の時に転機が訪れました。この震災の時に部署異動が言い渡され、旅行のプロダクトではない部署に異動になりました。1年間旅行とは関係のない部署で働く中で、自分は一生旅行業界で働くことを決意していたこと、そして学生の頃からずっと夢を見ていた1年間世界一周旅行をすることを強く意識するようになりました。会社を辞めて長期間世界一周することは僕にとって大きな決断でした。世界一周する前は起業をすることは考えていなかったのですが、世界一周中に徐々に起業をすることを考え始め、旅行中に起業を決意しています。大好きな旅行業界で、自分にしかできない新しい旅のスタイルを創りたいと思った時、起業してそれを実現しようと思いました。

世界一周中に見つけた一番お気に入りの場所(スリランカ)

Q. トラベリエンスの事業内容について教えてください。

橋本:一般観光客向けの事業を行っています。代表的なプロダクトは、 世界中の観光ガイドと世界を旅する観光客をマッチングするツアーマーケットプレイス「GoWithGuide」(https://gowithguide.com)です。他にも、オンライン英語コーチング事業「ラーンウィズコーチ イングリッシュ」や、ガイド養成Eラーニング「ラーンウィズコーチ」、観光メディア「プラネタイズ」 などを運営しています。

観光ガイドと観光客をマッチングする GoWithGuide(ゴーウィズガイド)

GoWithGuideは世界を旅する外国人観光客とガイドをマッチングして収益を得ているので、観光客を増やすことといいガイドを増やすことを同時に行う必要があります。観光客を増やすための施策の一つとして集客メディアとしての「プラネタイズ」を運営し、また、いいガイドを増やすために「ラーンウィズコーチ」や「ラーンウィズコーチ イングリッシュ」を運営しています。

Q. GoWithGuideについて教えてください。

橋本:GoWithGuideは、世界を旅する外国人観光客と世界中の通訳ガイドをつなぐ、観光ツアーマーケットプレイスです。富裕層の外国人観光客にカスタマイズツアーを提供しています。ガイド自身がツアーを造成し、旅行者に直接販売がすることができます。

もともと2013年より東京を中心に通訳案内士によるプライベートツアーを訪日外国人観光客に提供していました。そのうち日本各地でのツアーのリクエストが来るようになり、直営で拠点を設けて対応するのではなく全国の通訳案内士と観光客を直接マッチングするGoWithGuideの形を思いつきました。

GoWithGuideは2つの課題を解決します。1つ目は観光客の不満です。通常のパッケージツアーでは旅行者はガイドや行き先を選ぶことができませんが、GoWithGuideでは観光客が自ら気に入ったガイドを選び、旅程を相談しながらツアーを依頼することができます。2つ目は通訳ガイドの未活用問題です。日本ではこれまでガイド産業の構造上、ベテランガイドに仕事が集中しがちでした。GoWithGuideでは優秀でやる気のあるガイドが自ら仕事を獲得できるように、ウェブ上にプロフィールやツアーを掲載し、集客する手段を提供しています。

2014年にGoWithGuideをスタートし、おかげさまでプロの通訳ガイドに特化したマッチングサービスとして、毎年、前年比約200%の成長を重ねてきています。また、2020年に海外展開し、日本のみならず世界各国で質の高い観光体験を提供しています。今後は5年以内に全世界165カ国に展開し、世界で一番使われるのツアーマーケットプレイスを目指しています。

Q. トラベリエンスの社風について教えてください。

橋本:GoWithGuideのお客様はほぼ100%外国人のお客様ですので、海外のお客様へのマーケティングやUI設計を行うため、プログラマーやマーケターなど外国人スタッフで構成しております。日本人同士でのやりとりでなければ、基本的に社内の会議やドキュメントは全て英語で行っています。

働き方は比較的フレキシブルだと思います。コロナによってフルリモート体制に移行しました。残業はなく、有給休暇もそれぞれ好きなタイミングで取得しており、消化できないということはないです。仕事の時間量ではなく、質を大事にしており、結果を出す事を念頭に置いた仕事の進め方をしております。

また、基本的に土日祝は休みですが、外国人スタッフはまとまった休みで母国に帰省したいというニーズなどもあるので、祝日に出勤して代休と有給を合わせて1ヶ月の休暇をとることも可能にしています。何かあったときには遠隔でも対応してもらうのが条件にはなりますが、欧米のようにまとまった休暇をとって、リフレッシュして仕事に励んでもらうことはプラスなことだと思います。

Q. トラベリエンスの採用方針について教えてください

橋本:採用で重視しているのは、ミッション、ビジョン、バリュー及び行動指針への共感と、志望動機・スキル(ポジションに求められるもの+語学力)・思考力です。少数精鋭で経営していますのでスタッフそれぞれの業務範囲も広く、自分で業務をリードしてやり切ってくれる方が弊社には合っていると思います。自分に期待されている業務、さらにはそれ以上までも手を伸ばして自分のできる領域を広げていけると成長速度も速いです。イレギュラーな仕事は日々発生するので、逆に自分の担当業務だけをやっていたいという志向性の方はあまり向いてないかと思います。

みんなそれぞれエンジニア、マーケティング、カスタマーサービスというように一つの業務を一任されて担当しています。カスタマーサービスは複数名で担当していますが、自分のミッションを持ち、責任を持って仕事を行うことを求められています。業務委託やインターンも必要だと思ったら社員が採用活動を行い、マネジメントもそれぞれがやっています。

社員であっても業務委託・インターンであっても、お互い適性を見るプロセスを設けています。採用活動は経営戦略上重要な位置づけと考えており、応募者も当社の事業や働き方を十分理解した上で参画したいか判断することができますし、弊社も応募者の働き方や志向性を見ることができます。双方が入社したい・入社して頂きたいと合意を踏まえた上での選考となります。

Q. トラベリエンスの今後の展望について教えてください。

橋本:ガイドと旅行者をマッチングするツアーマーケットプレイスの海外展開を進めています。ガイド領域でシェアを取った後は、周辺の領域に展開することも視野に入れています。

日本発のWebサービスで本当に世の中に役立つ海外ナンバーNo1のサービスを本気で目指しています。私たちと一緒に実現しませんか?

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